私たち夫婦と4姉妹のこども達が、幸せに暮らすことができる家

 

そんな家を建てるために、家族で色々と相談しながら、学びながら、「家づくり」と本気で向き合ってみました。紆余曲折ありましたが、様々な幸運にも恵まれながら、満足いく家づくりができました。

 

これから家を建てる方と一緒におしゃべりするような感覚で、ちょっとした経験や、個人的にとても参考となった情報、少し後悔したことなど、色々と書いてみようと思います。

 

参考になることや、面白いと感じて下さることがあると嬉しいです♪

 

目次

 

・はじめに

・家の「断熱性能」って何?

・断熱等級が大幅進化

 〜少し前の最高等級が、「最低限」の性能となる?〜

・積水ハウスの断熱性能

 〜これからどうなる?〜

・おわりに

はじめに

 

一戸建ては「夏暑くて、冬寒い」というイメージがありますよね。私が子供の頃に住んでいた実家は、冬の朝はファンヒーターをつけないとほぼ外と同じ気温で、いつも凍えていました(笑)

 

 

でも、最近は環境意識の高まりによって、日本の家も断熱性能が劇的に進化しています。夏はエアコンをつければ涼しさが長持ちしますし、冬もそこまで寒くならないので、暖房費用も抑えられるんです。「高気密・高断熱の家」といったフレーズもよく耳にするようになりました。

 

 

ただ、まだまだ日本は過渡期なので、ハウスメーカーや工務店さんによって、断熱性能への取り組みに温度差があるのが実情です。一生に一度の買い物になることが多いので、納得できる断熱性能が欲しいですよね♪

 

 

そもそも断熱性能ってなに?」といった内容から、先日の22年10月法改正や、我が家が建築を依頼した積水ハウスの断熱性能などについてご紹介します。少しでも参考になったり、楽しいと感じてくださる箇所がありますと嬉しいです。

家の「断熱性能」って何?

 

このパートは少し細かいので、流し読みでお願いします!

 

 

「家の断熱性能」って普段は意識しないですよね。恥ずかしながら私は家を建てるまで、断熱性能のことを全く知らなかったので、少し学んでみました。

 

 

最近法改正をドンドン進めている国土交通省さんの資料を用いて簡単に説明させて下さい!  画像出典元:国土交通省資料
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/shoenehou_assets/img/library/jutaku_performance.pdf

断熱を考える時は、ざっくりとは下の2つを気にします。

 

・部屋の中と外で、熱がどれだけ出入りするか

・太陽日射が部屋の中にどれだけ入るか

 

 

それぞれUA、ηACという表し方があります。この辺りから少しマニアックになっていくので、「それぞれの数字が小さい方がいいんだね」といった感覚でいいと思います。

 

 

(もう少し詳しく知りたいよ、という方へ。

こちらのUAηACの説明がとても分かりやすいと感じました

 

この他に「気密性:家の隙間はどのくらい?」も重要ですが、この後でご紹介する断熱等級には関係しないので、今回の記事での紹介は割愛しますね。なんで等級に関係しないのかは、ちょっと分かりませんが…)

断熱等級が大幅進化
少し前の最高等級が「最低基準」になる?

 

少し前までは、断熱等級「4」が最上位等級だったのですが、実はこの等級って海外と比較するととても低くて物足りない値なんです。一部の国では、最低基準・家を建ててはいけない水準であることもあります。そんな状況を踏まえて、国よりも前に進んだ考えを持つ地方自治体が独自の基準作りを始めました。

 

こちらは鳥取県での取り組み事例です:

 

 

そんな状況でしたので、最近では国でも基準が一気に上がっています。

 

 

今年4月に断熱等級「5」が新設され、最高等級が変わりました。そして、今年10月には断熱等級「6」「7」が設定されました。

 

 

ちょっと前の最高等級の「4」が、まるで最低基準のようになってきています。この変化の速さ、ちょっと異常ですね😅(日本の基準が低過ぎたことが原因ですので、進化が「速過ぎた」というよりも、基準への対応が「遅過ぎた」ということでもありますが

 

積水ハウスの断熱性能
〜これからどうなる?〜

今の積水ハウスは、以下プレスリリースの通り「等級5を標準とする」というレベルです。(今年家を建てている我が家も、こちらのレベルです。)

 

画像出典元:積水ハウスプレスリリース

https://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2022/20220225/

 

これからどうなる?

 

断熱等級「6」や「7」への対応は検討中というステータスだと思います。

 

 

ただ、投資家向け資料には、こちらのように世界水準を意識していることも見え隠れしているので、得意のデザイン性や解放感は維持しつつ、徐々に断熱性能を高めていくことになりそうですね。(「ZEH水準でも国際水準に届かず」といったコメントもあるため、これから徐々に断熱性能を高めることはほぼ確実な気がします。将来積水ハウスで家を建てる方がちょっぴり羨ましいです(笑))
 画像出典元:積水ハウスIRサイト

おわりに

断熱性能や断熱性能について、少しでも参考になるところがありましたら嬉しいです。

 

今回もありがとうございました。

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