私たち夫婦と4姉妹のこども達が、幸せに暮らすことができる家

 

そんな家を建てるために、家族で色々と相談しながら、学びながら、「家づくり」と本気で向き合ってみました。紆余曲折ありましたが、様々な幸運にも恵まれながら、満足いく家づくりができました。

 

これから家を建てる方と一緒におしゃべりするような感覚で、ちょっとした経験や、個人的にとても参考となった情報、少し後悔したことなど、色々と書いてみようと思います。

 

参考になることや、面白いと感じて下さることがあると嬉しいです♪

 

目次

 

・はじめに

 積水ハウス:未来の家や、狙う金額帯が実は公開されています

 

・未来その① お手頃な家にも力を入れるってほんと?

・未来その② 積水ハウスのデザインコンセプトが変わる?

・コラム   マルホンさん買収で変わる?

 

・おわりに

はじめに

 

積水ハウスは、将来どんな家を提供したいと考えているの?

 

 

家づくりを進めている方は、少し気になるかと思います。そして、「その家は、どのくらいの金額で販売されるのか?」ということも切実ですよね。私の家づくりは先日終わりましたが、もし今も家づくりをしていたら、お値段が真っ先に気になってしまいます(笑)

 

 

ハウスメーカーの将来の家や料金ですが、実は大きなヒントが公開されているんです。

 

 

それは「投資家向け情報」です。積水ハウスは上場されている株式会社ですので、投資家に向けて

「私たちはこれから、このようなビジネスを行っていきます。その時に狙っている販売価格はこちらで、その販売価格とすることで、利益をこのくらい得られる計画です。ぜひ、投資してくださいね」

としっかりと説明してくれているんです。

 

 

これって、家づくりを行う時・ハウスメーカ選びをするときにも、とても役立つ情報ですよね♪

 

 

今回は、2023年3月9日に公開された「第六次中期経営計画(2023-35年)」を見ながら、積水ハウスさんのちょっと未来の取り組みを眺めていきますね。

 

 

https://www.sekisuihouse.co.jp/company/financial/library/ir_document/2023/2023_kessan/p20230310.pdf

 

雑談多めですので、お時間ある時にどうぞ(笑)

 

未来その①
お手頃な家にも力を入れます

こちらは、戸建ビジネスの中期計画です。

 

いくつか、家を建てる時にとても興味深い情報が入っているのでご紹介します!

 

 

・お値段がわかります♪

 

 

主力の鉄骨のイズシリーズと木造のシャーウッドシリーズは「2ndレンジ」に位置付けられていて、価格帯は3000万円〜5000万円です。価格について少し眺めてみた以前の記事はこちらです。

 

最新決算(2023年3月9日公表:2022年度決算)をみると、「1棟当たりの平均単価」が載っています。戸建住宅だと4619万円となっています。お求めやすい金額の家から豪邸までの平均ですが、最近はインフレなどの影響で価格が少し上振れしていることを覚悟した方が良さそうですね…

 

https://www.sekisuihouse.co.jp/company/financial/library/ir_document/2023/2023_kessan/s20230309.pdf

でも、さすがにちょっと高くて、若い方などは手が届かなくなりつつありますよね。そこで、これからの3年はお求めやすい金額の家にも注力することが見えてきました。

 

 

・お求めやすい金額の家に注力します

 

ここ最近はしっかりと中高価格帯で成功することができたため、次の3年では1stレンジ・3000万円までの価格帯に注力するとコメントされています。

 

 

一つは「積水ハウス ノイエ」ブランドの拡販です。こちらは、現状600棟ほどですが、25年には1,000棟体制とすることを狙っています。最近、ユーチューブなどでも積水ハウス ノイエで建てたお家の紹介動画をよく見かけるようになってきましたね。

 

https://www.noie.sekisuihouse.co.jp

 

 

・共同建築も進めるようです

 

 

こちらのように、基礎・構造は積水ハウス、外装・内装はパートナー工務店さんが担当する家を建てていくそうです。ただ、25年時点で300棟を目指されているようですので、街中で多く見かけることはそこまで無さそうですね。

 

 

(ちょっと想像です → 1stレンジ強化ですので、基本的には少しお得な取り組みだろうと個人的に想定しています。また、多くの新しい取り組みは、普及のために少し価格で頑張ることもあるので、ちょっと割安で積水ハウスの安心感を得られる、といったことはあるかもしれません。でも、ハウスさんですので利益率はしっかりと維持されると思うので、変に「お得」になることもなさそうですが笑)

 

 

1stレンジ強化となると、2ndレンジ・3rdレンジでは何を変えるのか気になりますよね。少しヒントがありました。

未来その② 積水ハウスのデザインコンセプトが変わる?

20236月末に「life knit design」という「時間と共に『愛着』を編み込む住まいのデザイン思想」がスタートすることが中期計画にて公表されました。

詳細は公開されていませんがスライドを見る限り、無垢床などの「本物素材」「環境」を大切にするデザインコンセプトのようですね。我が家でも、なるべく本物素材を選ぶようにしていましたが、これから積水ハウスで家を建てる方がちょっと羨ましいです!

 

 

少し情報が少ないので、もう少し深掘りしてみますね。このデザインコンセプトに関係していると思われるMA関連の動きがあったんです

コラム マルホンさん買収で変わる?

2022年9月30日に積水ハウスさんは内装健在メーカーのマルホンさんの普通株式を全株取得されました。

 

https://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2022/20220930/

 

無垢床が気になっている方は一度は目にしたことがあるメーカーだと思いますが、積水ハウスグループに入りました。これから、積水ハウスさんの提案に「無垢床」が増えてきそうですね。

 

 

シート系フローリングや突板フローリングなどと比べると、無垢床はどうしても値段が高くなってしまうため、おそらく2ndレンジや3rdレンジを購入される方の採用が増えそうです。

 

新しいデザインコンセプト設定のために、有力企業をしっかりとグループ内に迎え入れる、業界トップの積水ハウスさんならではのアプローチですね。

おわりに

だいぶ脱線しましたが、「投資家向け情報って意外に便利で、ちょっと楽しいね」なんて感じてくださっていたら嬉しいです。

 

 

今回もありがとうございました!

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