「私たち夫婦と4姉妹のこども達が、幸せに暮らすことができる家」
そんな家を建てるために、家族で色々と相談しながら、学びながら、「家づくり」と本気で向き合ってみました。紆余曲折ありましたが、様々な幸運にも恵まれながら、満足いく家づくりができました。
これから家を建てる方と一緒におしゃべりするような感覚で、ちょっとした経験や、個人的にとても参考となった情報、少し後悔したことなど、色々と書いてみようと思います。
参考になることや、面白いと感じて下さることがあると嬉しいです♪
目次
・はじめに 〜給気口の近くが寒い〜
・換気の種類とは?
・積水ハウスのスマートイクスって何?
・我が家で導入した理由とは?
・ちょっとした工夫?
・おわりに
はじめに
「換気用給気口の近くが寒い…」
そんな経験ありませんか?昔住んでいた家の寝室は、枕元に給気口があったため、真冬は常に冷たい外気が顔に降り注ぐ状態でした😅
「換気のためだ、しょうがない!」
と思っていたのですが、家を建てるために換気についてアレコレ調べてみたところ、しっかりと解決できることを知りました。
積水ハウスさんに建築を依頼した我が家では、「スマートイクス」というオプションを採用しました。
「換気の基礎」から「スマートイクス」というオプションの紹介、我が家が採用した理由などについて、のんびりとご紹介させて下さい。
換気の種類とは?
恥ずかしながら、家を建てるまでは換気に関する知識が全くありませんでした。さすがにマズイだろうと感じましたので、勉強しました。その際、とても分かりやすかった2つの資料をご紹介させて下さい!
・三菱電機さんの「押さえておきたい換気の基礎〈初級編〉」
大まかな基礎が40ページほどの資料にまとまっていて、とても便利でした。(ちょっと固い資料なので、教科書とか研修資料に近い感じもしますが…(笑)
(画像出典元)https://dl.mitsubishielectric.co.jp/dl/ldg/wink/ssl/wink_doc/m_contents/doc/FREE_PARTS/kanki_kiso1.pdf
換気には大きく3種類あり、昔の我が家は第3種換気だったことを知りました。(詳しい方へ。当たり前のことを書いていてすみません💦)
第3種換気では、全ての部屋に給気口が付いているので、冬は新鮮な『冷たい』空気がずっと入り続けていたのですね。(最近では、この後説明する熱交換タイプの第3種換気もあるようですが、今回は割愛します)
この資料を見て、少しずつ第1種換気に興味が出てきました。そして、もう一つ気になったことがあります。それは「熱交換換気」です⇨
熱交換換気って何?
分かりやすかった情報は、Panasonicさんの以下サイトです。(こちらは、上の三菱電機さんの資料より少し柔らかくて読みやすいです)
https://sumai.panasonic.jp/air/kanki/iaq/plesant.html
私からはざっくりとご紹介しますね。詳細はぜひ上記Panasonicさん公式説明をご覧らください。(画像出典元:Panasonicさん公式サイト)
通常はこちらの写真のように、冷たい空気がそのまま入ってきます。
熱交換換気の場合は、冬は外の空気が少し暖かくなって、そして夏には少し涼しい状態になってから、部屋の中に空気が入ってきます。
「なんでそんなことができるの?」と気になりますよね。その理由はこちらのような「熱交換素子」を空気が通ってから、部屋の中に空気が入るためです。
魔法みたいな効果ですが、仕組みを見ると意外とシンプルですね♪
・お財布にも優しい
熱交換によって、夏や冬の冷暖房効率が上がるため、パンソニックさんによれば東京で1万円以上節約になるとアピールされていました。(色々な前提がありましたので、使い方によっては効果が増減するようです。詳細は公式サイトをご覧くださいね。)
ここまで大分長々と書いてきてしまいましたが、ようやくここからが本題です(笑)
積水ハウスの
スマートイクスって何?
スマートイクス(SMART-ECS)とは積水ハウスさんの新しい取り組みで、「次世代室内環境システム」のことです。
以降の画像出典元:
https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/feature/technology/smart-ecs/
以下の3つの特徴を備えたシステムです。
玄関すぐにチェンジングルーム等があり、汚れた空気をLDKなどの生活空間に持ち込ませないという考え方です。
先ほどご紹介した熱交換換気が搭載されます。
そして、「サイクロン給気フード」という優れた機能が特徴的です。一種換気の場合、フィルターの交換がとても大切になるのですが、少し面倒になってしまいますよね。あと、フィルターに虫が付くんです…
こちらの機能で粉塵や虫が排出されます✨
フィルター交換は5年に一度、とても助かりますね。
最後は高性能な空気清浄機です。
天井に取り付けることになるため、床上に空気清浄機を置く必要がなく、お部屋を広く使えますね。(ただ、天井面を綺麗に保ちたい方は、上の写真のようにしっかりと機器がついてしまうので、取り付け位置はこだわった方がいいかもしれませんんね。)
この「スマートイクス」我が家でも導入しました。その理由を少しご紹介しますね。悩まれている方はぜひご参照ください。⇨
我が家で導入した理由とは?
我が家がスマートイクスを選んだ理由や経緯をご紹介しますね。
・昔のマンションの頃から、ウチと外をしっかりと分ける家族でした。外から帰ってきたら、まずはお風呂・時間がなくてもしっかりと着替えます。
そのため、「空気のゾーニング・チェンジングルーム」に大変惹かれました。
(我が家がどのような希望を持っていたのか、そして、設計士さんとどのような会話を行なっていたのか、まとめたことがあります。チェンジングルームはぜひ採用したい間取りでした。)
・積水ハウスさんで第一種換気・熱交換換気を採用するには、こちらのオプションが一番身近でした。
(寝室で寝ている時に、枕元の吸気口から冷たい空気が顔に降り注ぐ、といった悲劇から解放されました♪)
・コロナから始まったテレワーク等によって、家にいる時間がより増えました。そして、花粉症も辛いので、なるべく生活空間の空気を綺麗にしたいと感じました。
(いいことばかりですが、最大の悩みポイントは「可愛くない値段」でした(笑)ダクトタイプの第1種換気は、初期コストがかかってしまいます…
我が家ではプラットフォームハウスタッチというオプションも検討していましたが、それは諦めて、毎日の空気環境を優先しました。)
ちょっとした工夫とは?
第一種換気は「風の流れ」をしっかりと考えると良いことを学んだので、設計士さんと一緒にアレコレ相談検討しました。検討内容の一例は、2階の換気です。
2階にはウォークインクローゼット(WIC)があるのですが、一番最初の換気計画ではその部屋だけ外部に空気を出す専用換気扇を付けることを検討していました。
ただ、換気扇をつけたり消したりすることは面倒になってしまうと感じたため、WICも居室と同様に第一種換気の風の流れに組み込みました。
風量など含めて積極的に検討してくださった設計士さんに感謝です☺️
そうすることで、24時間常に換気されるWICを実現することができました。個人的に、とても満足しています🍀
おわりに
今回も、大変長くなってしまいました。換気や空気環境について悩まれている方にとって、ちょっとでも参考になる箇所がありましたら嬉しいです!
今回もありがとうございました。
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