私たち夫婦と4姉妹のこども達が、幸せに暮らすことができる家

 

そんな家を建てるために、家族で色々と相談しながら、学びながら、「家づくり」と本気で向き合ってみました。紆余曲折ありましたが、様々な幸運にも恵まれながら、満足いく家づくりができました。

 

これから家を建てる方と一緒におしゃべりするような感覚で、ちょっとした経験や、個人的にとても参考となった情報、少し後悔したことなど、色々と書いてみようと思います。

 

参考になることや、面白いと感じて下さることがあると嬉しいです♪

 

目次

 

・はじめに

床材が大切な理由:プロの皆様のご意見より

我が家での床材選び

-でも、1階リビングには、無垢材ではなく挽板フローリングを採用しました。なぜ?

朝日ウッドテックさんでのフローリング選びについて

-2階は突板フローリング…なぜ?

・おわりに

はじめに

 

多くの専門家の皆様がおっしゃる通り、接する時間が多い「床材」は居心地の良さに大きな影響を与えます。そして、お部屋の中で占める面積も多いことから、デザイン上も大変重要な要素です。我が家でも「床材はこだわりたいね」と話しながら、家づくりを進めていました。

 

 

でも、多くの方がオススメする無垢材は選ばず挽板フローリングとした、2階は突板とした、など、我が家なりの議論・検討もありました。セオリー通りではありませんが、けっこう満足しています。

 

 

我が家での学びや体験談をまとめましたので、皆様の床材選びにちょっとでも役に立てますと嬉しいです。

床材が大切な理由:
プロの皆様のご意見より

 

より良い床材を選ぶことは、家で過ごす時間の満足感に大きな影響を与えるとされています。ただ、私のような素人から聞いてもイマイチ入ってきませんよね(笑)

■ご参考:フローリングの種類について
家づくりを始めた当初は、床材について全く知識がなかったので、無垢材・挽板・突板・シートフローリングの違いも分かっていませんでした (^^;

もし当初の私と同じ方がいましたら、「朝日ウッドテックさんのフローリング研究所」というサイトがとても分かりやすかったので、オススメです♪

・フローリング総合研究所 by 朝日ウッドテックさん
https://www.woodtec.co.jp/lab/
・フローリングの種類:無垢・複合、挽板・突板・シート
https://www.woodtec.co.jp/lab/flooring/type/ 

では、「なぜ床材選びが大切なのか?」という本題に入っていきますね。)

 

 

私が家づくりについて学んでいた時に、床材の大切さについてとても参考になった動画を2つご紹介させて下さい。

 

 

・マカロニオさん
【地雷】後悔する床材とおすすめの床材 https://youtu.be/NM6GabYl24k

ファンタジスタ藤本さん
【無垢フローリング】床材選びは重要!!意外と間違ったイメージをもちがちな床材に対するイメージを払拭!! https://youtu.be/VaD7Zo1P5h0

こちらのお二方は、家づくりについて床材以外にも多くの大切な項目を分かりやすく解説して下さっています。ぜひ、他の動画もご覧ください!

 

 

また、他にも多くの専門家の皆様が床材の大切さを説明されていました。(私が常に参考とさせて頂いていたYouTuberの皆様を以前ご紹介したことがあります。もしよければ、こちらもご覧ください♪)

個人的には無垢材に大変惹かれていたのですが、悩みに悩んだ後、我が家では無垢材は採用せずに、1階は挽板、2階は突板フローリングを採用しました。

 

 

「無垢材の良さが分かってないなぁ」という声が聞こえてくる気がしますが(笑)、我が家が挽板・突板を選んだ理由を書いていきますね。

 

 

(以降は挽板・突板フローリングに関する記事になりますので、「無垢材採用を決めている方」には、あまり有益な情報ではないかもしれませんので、ここで読むのを止めて頂ければと思います 😅

我が家での床材選び
1階リビングには無垢材ではなく挽板フローリング、なぜ?

我が家での議論の様子を順に書きますね。

 

 

■シート材を選択候補から外す

今まで住んでいたマンションのフローリングがシート材でした。住む上では全く問題なく、デザインも悪くはないのですが、良くも悪くも「普通」です。

 

ただ、上のような動画も見ていたこともあり、歩くと「ペタペタ」する感じは、確かにあります…「床にはちょっとこだわりたいね」と話していましたので、検討候補は「無垢材」か「挽板・突板フローリング」にしようと話していました。(今思えば、シート材も進化していますし、いいラグを置いたりすると、逆に満足度も高まりそうですが、当時の我が家は無垢材に魅かれていました笑)

 

 

■無垢材を選択候補から外す

無垢材はかなり気になっていましたが、「メンテナンスが必要」という点がずっと気になっていました。理由は、我が家ならではですが、まだ幼いこどもが四人いること、そして一人はまだ一歳ですので、毎日たくさんのアクシデントが発生してしまうためです

 

 

お水こぼすことなど日常茶飯事、牛乳もこぼれますし、時には嘔吐も…素敵な床材を入れても、すぐに悲惨になってしまうことが分かっていました。そして、床材を気にしながら過ごす日々は、満足どころかストレスが溜まってしまうようにも感じました。(こども達がもう少し大きかったら、多分無垢材にしたと思います笑)

 

 

でも、木質感、肌触りの良さや居心地の良さは求めたい… そんな時に出会ったのが、以下の「朝日ウッドテックさんの「挽板フローリング」でした。

 

 

(画像は、朝日ウッドテック様サイトより
https://www.woodtec.co.jp/products/lineup/flooring/livenaturalpremium/

朝日ウッドテックさんでのフローリング選びについて

検討中に積水ハウスさんが開催して下さったイベントに参加した際に、朝日ウッドテックの営業さんより挽板フローリング:ライブナチュラルプレミアムのことを教えてもらいました。

 

 

【特徴】

・素材の素晴らしさ

・床暖房対応可能:過酷な条件での耐久試験をクリア

触感とメンテナンス性を両立

特に気に入った点は「触感とメンテナンス性を両立」です。

 

 

朝日ウッドテックさんからの説明内容

「ライブナチュラルプレミアム(挽板)は、これまで難しかった銘木の風合い(木味)そのものの感触と、摩耗・汚れなどへの耐久性の両立した「ナチュラルマット塗装」を施すことを実現しました。無垢フローリングのような煩わしいメンテナンス不要のフリーワックスです。」

 

 

実際に触ってみましたが、木の触り心地が全く不自然ではなく、とても気に入りました。他の会社さんの挽板フローリングも触ってみましたが、私たち夫婦は朝日ウッドテックさんの触り心地が大変気に入りました。

 

 

ちなみに、「挽板」とすることを決めた後も、とても悩んだことがあります。それは「樹種」選びです。

樹種・デザインが難しい…

一言で「挽板」と言っても、こんなに種類がありました。

 

 

■スタンダード
https://www.woodtec.co.jp/products/lineup/flooring/livenaturalpremium/standard/

・ラスティック(節や白太など、木の質感がより強い素材)
https://www.woodtec.co.jp/products/lineup/flooring/livenaturalpremium/rustic/

 

我が家では迷いに迷いましたが、ラスティックのブラックウォルナットにしました

 

・夫婦ともに、家具などは常に濃いめのウォルナットが好きだっった

・木質感を大切にしたいと感じていたため、節などは味わいと感じていた

・「ラスティック」は挽板の中では若干お求めやすい金額だった

・ブラックウォルナットの挽板を入れていた家を実例見学した際に、夫婦共にとても気に入っていた

床材を判断するためには、小さなサンプルでイメージを持つことは難しく、ある程度の広さが必要となります。なので、モデルルームや実例見学では、床材は意識して見るようにしていました。)

 

 

朝日ウッドテックさんのサイトにはたくさんの施工実例写真があり、とても参考になります。

例:ラスティックブラックウォルナット
 https://www.woodtec.co.jp/products/coordinate/gallery/category/livenaturalpremium/rustic-blackwalnut-lnp/

2階は突板フローリング、なぜ…?

ここまで挽板の良さをご紹介しておきながら、2階は朝日ウッドテックさんの「突板フローリング(ライブナチュラル)」を採用しました。主な理由は、やはり値段です(笑)挽板フローリングは、とても素晴らしいのですが、やはり値段も相当額となります。突板フローリングは挽板と比較すると値段が下がりますが、十分に高品質ですし、触り心地も問題ありません。(挽板は2mm厚の表面化粧材ですのでフローリングの堀が深いのですが、突板は0.3mmの表面薄さですので堀はどうしても浅めなどの違いがあります。)

 

 

2階は完全にプライベートスペースとしたこともあり、コストのメリハリをつけています。「子供部屋ではモノを落とすことも多いから、硬めの突板でもいいか。そもそも、良すぎるものに最初から触れすぎてもイマイチかもだし、多分みんなリビングにいることが多そうだし」といったことを話していました。

 

 

(予算上、全てのフロアを挽板にできなかった言い訳かもしれませんが 笑 

 

ちなみに、2階全体を突板にしたので、寝室も突板です。「寝室は挽板にした方がよかったかな」と思う時がたまにあります。ただ、「寝るのみだから、やっぱりいい選択だったかな?」とも思っています。皆様、ぜひ家族で議論してみてください♪)

おわりに

床材選びって、相当大変でしたが、とても楽しい時間でもありました。
(商業施設やホテルなどに入った時に、「あ、ここは床材にまでこだわっている♪」といったことに気が付いてしまうようになってしまいました。気がつかない方が幸せなような気もしますが 笑 )

 

 

 

先日ご紹介したキッチンの時と同じく、床材も金額影響が大きいので、契約前に希望を伝え、最初の見積もりに入れてもらうと、後から予算で悩む・お気に入りの床を諦めることもないと思います。(キッチンについての検討体験談はこちらです。)

我が家にとって理想の床材とするために、色々と右往左往したことについて書いてきました。どこか一つでも参考になる箇所がありましたら嬉しいです。

 

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました!

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